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1. 体力はいるよね




いる。
マッチョになれ、というのではなくて。
もしいくつかの話数からなる物語を書こうと思えば確実に
体幹に代表される基礎体力はかなり、いる。

何しろ毎日じゃなくとも、定期的にじっと一所に居座ってモノを書くというのは、
実のところ体力との勝負でもあると思ってる。
「座ってるだけだから必要ないっしょ」
言う声が聞こえてきそうだけれど、いや、ンなわけない。

もしあなたが書く人で、
心おきなく作業を終えたあとの心地よい疲労感があったなら、
それだ。

だからしてスランプは論外として、
執筆が不能になるのはたいがいその姿勢の維持が困難になったときか、単に集中力が切れたときか、もしくは眼精疲労で目が開かなくなったときだと経験している。
そしてこの三点セットの中でもっとも執筆の根幹を揺るがすのが、姿勢の維持であるとも。
できないと、そもそも目が爛々輝いていようがハイパー覚醒していようが、作業にならない。
地味ながらもこれ、大事。

今はマクドナルドでスマホ越しに、なんて手軽になってるようだけど、
そしてかくいうおいらも膝の上にノートパソコン乗っけて、パチパチしてるわけだけど、それでもやっぱり態勢の維持は必須で、その持続時間は体幹の強度に比例していて、邪魔されず没頭するためには体力が、とりわけ基礎体力が、
書く書かない以前、紙と鉛筆に匹敵する忘れちゃならない必須アイテムなのだ。

というわけで、超インドアだろうとも
執筆、なめんなよ。
想像以上にハードなんだぜ。
言っておきたい。