コピー屋さんから帰ってきたら2-2
(平とじ製本)




圧巻の全およそ260ページ強を3部づつ、二つ折りにするところまでそろえました。

さてずいぶん前に戻りまして、決定した『本の構成』に従い
 ・あそび紙を本文の前後に1枚ずつと、
 ・その次に挟むトレーシングペーパーを1枚、
それから、
 ・本分をくるむ表紙の厚紙、A3を高さだけA5縦サイズに切って、用
  意します。

が、これは失敗でした。最後の厚紙はよほど本文を正確に作れる自信がない限り、歪みを考慮して切らない方がいいと思います。

もとい。
★平とじ製本
1)折った本文を、ホッチキスで留められる枚数ごとに小分けにして、背表紙側の上下、ギリギリの位置で留めて冊子状にします。針の裏側が山型になっている場合、潰して平らに仕上げます。(でないと1冊にした時、当って平らに仕上げられない。またフラット仕様のホッチキスもあるので、それを使うとたいへん便利だと思います)

2)1)で作った小分けの冊子の一部分づつをまとめてホッチキスで留め、1冊に繋げます。ホッチキスの針の裏が山形になっている場合は、潰して平らにします。
(出来上がったものをびろーん、と縦に引っ張ったなら、数字の「8」が縦に連なっているようなイメージです。ちょっと作業がしにくいけれど、慣れればそれなりに綺麗にできました)

上記、2手順にて注意すべくは、
 ・ページ並びが間違っていないかチェック。ここで失敗すると、乱丁に
  なる。
 ・背表紙側をキッチリ水平にそろえること。デコボコだとうまく糊付け
  できない。背表紙も平らでなくガタガタになる。

一般的な場合だとこの後、表紙でくるんで糊付けですが、強度にかなり不安があったため、

3)背表紙を木工用ボンドで塗り固めました。(無線とじのとじ方を併用)
 ・斜めにずれたりしないよう、本文上下をクリップで挟んで固定。
 ・ボンドを塗る。指で塗り込むと、かなりきれいに仕上がりました。
 ・本文表、裏へいらない紙をあてがい、ボンドがヨソにつかないよう
  ガード。 上からおもしをかけ、ボンドが乾くまで待つ。
 ・乾いたらいらない紙を剥がして、中から本文を取り出します。

4)厚紙の表表紙で本文をくるむ。(これが一番難しかったです)
 ・表紙、背表紙の幅を測り、前もって厚紙に折り目の線を入れておき
  ました。
 ・本文に沿わせながら折ってゆきます。
 ・ボンドを 

 パターン1⇒
 本文に塗る。本体の表と裏はホッチキスの針が隠れる程度、ボンドを
 ほそーく、塗る。
 パターン2⇒
 厚紙の表表紙に塗る。塗る幅は上と同じ。こちらの方が本体の表と裏
 ホッチキスが隠れる部分の塗りは綺麗に仕上げやすかったです。
 パターン3⇒
 本体の表と裏にマスキングテープを貼り、本文に塗る。ボンドが真っ
 すぐ塗れなくとも、マスキングテープを剥がせばアラ不思議。きっちり
 一直線にホッチキスの針が隠れる程度、ボンドが湿布されます。
(どうすればいいのか分からず、3パターンやってみました。仕上がりに大きな差はないように感じています)

 ・表表紙と本文を合体させる。ふわっとつけているだけだと接着強度
 に不安あり。爪でごしごし背表紙へ密着させました。
 ・再びおもしをかけて、乾くまで休憩。

乾いたなら、もう完璧な冊子です。
あとはカラー刷りしておいたカバーを一冊づつのサイズに合わせて裁断、かぶせて完成となりました。
(完成写真はツイッターにあります)

いきなり3部を同時進行で作ってしまうと、どれも同じ不具合を抱えたものが出来ると思い、1部ずつ試行錯誤しながら作りました。
結論としては、手順より慣れの方が大事だと感じています。

また最後、化粧断ちをする予定でしたが、完成した本体の厚さは14ミリ、これを扱える気がせず、思ったよりもボサボサでなかったため、3方の化粧断ちは行わないことにしました。ひどくズレている1辺のみなどに留めています。
もし行うなら 1)の段階で寸を測り、小冊子ごと、小刻みに切り落とす方が安全かつ確実かと感じています。

ノドについては見開き真ん中の行が読めない、という事はありませんでしたが、あと3ミリ程度、広く取った方が見た目が綺麗だと感じました。

さて、よく見ると歪でザツですが、内容にも差し障りのない程度のデキですし、最初からハードルが高かったなと合格点を出すことにしました。
お買い上げいただくことがあったなら、その辺りもこみで了承いただき嫁がせたいと思っています。

慣れていないせいか、けっこう疲れました。
そして長編、およそ160ページがまだ1本あります。これを仕上げてようやく次の段階へ進めるというもの。

完成する次回まで、しばし待たれよ。