この本、いくらにする?(価格設定)




さて、ついにきました値付けの今回。
もちろん、好きに作ってから値段を決めにかかる、ということは無謀過ぎてしていません。実際に動き出すその前に、サイト等で色々な作品と値段を拝見し、同様のスレッドを読んだりして「相場」っぽいものを探っておりました。
その「相場」をコピー代で割り、ページ数等を算出、そのページ数に合わせるかたちで本文を作成しています。
分かりやすくするため「文フリへの道」ではこのような順序、構成にしましたが、ゆえに厳密に段取りをなぞるとするならば、以下のとおりとなります。

0)部数と予算より、印刷方法をコピーに決定する

1)いくらで売りたいか、またどれくらいなら買ってもらえそうかを考える

コピー本 短編
コピー本のもっとも目についた価格が100~200円だったので、上限の200円で。(100円、無配は無理)

コピー本 長編
WEB再録版のため総ページ数はおおむね予想されており、しかしながら買いやすさの目安(とはいえオンデマンド等での目安だけど)には収まらないことが明らかだったため、500円を「理想」に。

2)コピー屋さんを決定
これにより1ページ印刷するのに何円かかるかが判明

3)希望価格から、表紙などの原価を差し引き、予算内で本文に何ページ使えるかを割り出す

短編
中とじのため表紙込で40Pが限界なれど、予算内で限界までまかなえるため、40P近くになるよう短編の追加、本文の改訂を行いつつ作製

長編
やはり本文ページ数が価格を超過するうえ、製本の技術限界も越えそうだったため、本文ページ数、限界までの圧縮を実施。可能な限り低価格を目指す方向で製本することに決定。

結果
短編 3種は 各200円(平均36P)
長編 1つ目 650円(268P)
   2つ目 500円(約180P)
※表、裏表紙の4Pを除く、総ページ数

と、値付けしました。

お察しのとおり冊子本体で見る限り、原価割れはさせていません。
ダンピングしないのは、自分に妥協させないためもあります。
(結果的には時間の縛りで妥協してしまいましたが)
また、あまり安過ぎると見栄え、印象(ありがたみ)に影響すると言う話も聞き、フルコストで換算すれば短編で500円、長編など1冊千円くらいで売らなければどちらにせよ赤字なので、あと100円、50円の値下げは無意味と、コピー本にしては高いと思いつつそんなコピー本を選んだのですから、こちらの希望価格で販売する代わりに発行部数を極端に少なくすることで売れ残っても懐が痛まないよう帳尻を合わせました。
(いい大人が半年、余すところなく遊んで2万円ちょいって、安過ぎる遊びだとは思っています。価格にはプリンター購入代金も含む)
吉と出るか凶と出るか。

この値段設定をクリアするため、今まで改稿し続けおったのですね、ワタクシ。
そりゃあ、必死です。

ということで商品はそろった。
陳列すべく店のレイアウト検討は、次回。