原稿を書く(文章入力)




知ったツールとは、
1)
某印刷会社さんのサイトにある、PDFメーカー。
本来は入稿用らしい。
テキストを放り込んで、段組み、とじる方向、サイズ等を指定。
ボタン一つで印刷会社さん推奨の書式にはめ込まれた入稿用PDFが出来上がるというもの。

フォントサイズはどれくらいで、何行の、何文字で、余白は……、などとブツブツ言わずとも、いきなりプロ仕様。特に凝ったつくりにする予定がないなら、本文が仕上がったその後は、もうここで変換すればいいんじゃないでしょうか。

2)
文庫本データ生成ツール 威沙(いずな)
フリーソフト。
仕上がりサイズ、段組みから挿し絵等、レイアウトが自分好みにかなり細かく指定できるうえ、
ボタン一つで本文テキストのPDF化、しかも中とじ、平とじなど、印刷したなら後はホッチキスで留めるだけ、裁断後 製本するだけのところまで、ページ数さえ並び替えてくれる変換ソフト。
また「小説家になろう」にUPしているものなら作品IDを指定することで、テキストへダウンロード変換してくれるコピペいらずのソフトもついてる。

大量のページを間違いなく扱えるだけに心強い。ただし初心者には、数値だけで全体を組むことが出来ない。また挿し絵挿入やタイトル、ページ切り替えなどなど、指定のさいは専用タグを使うので、慣れないとちょっと使いこなせない感じ。

そんなこんなで「こんなんもあったんかー、ちぇ」と横目に見ながら、もう書式を組んでしまったのでさし当たってはワードで作り、長編の1タイトルだけを、1)で作ってみようと作業に入る。
(間違いなく強い味方なので、みなさんが原稿を作られる場合は、ぜひとも参考にしていただければと思います)

そこで注意したことは

0)
誤字脱字。(原理原則だけど、いまだ完璧にはこなせてない、涙)
1)
句読点、小さな「つ」等が、行の頭に来ないよう書式設定。(超基本)
2)
小見出しに1ページ使う場合、ページ数が奇数になるよう文章を調整。
(単純だけど、意外と盲点だった。イラストを挟むとかコラム的な記事を挟んでんで調整するもアリだと思います)
3)
漢数字へ統一。
4)
横書きでは「?!」でも、縦書きでは一文字ずつ縦に並ぶので、1文字に2つ入ったものを使うか、1文字だけに変更で統一。
(記号も同じく、使っていた場合は記号の向きを縦読み対応へ変更しないとね)

さて、ネット公開はほとんどが横書きです。
執筆もデジタルでだと、おそらくほとんどの人が横書きを使っていると思います。
本に差しかえる場合、それが縦書きになります。

PDF化した時にも感じたのですが、同じ文章にもかかわらず横書きと縦書きでは受けるイメージがかなり違います。もしかすると目で追う文字の量、スピードがだいぶん違うのかもしれません。縦書きの方が断然、一度に多くの情報が把握できるように感じ、言葉足らず、重複表現、誤字脱字、句読点の位置、文章のねじれ、空白などなど、横書きよりも目につくように感じました。(NR比)

従って、横書きで書いた物を完成とせず
縦に書きなおした「現物」を見る
ことはかなり重要だと感じています。

また今回、長編は、連載形式を一冊にまとめています。
そしてネットで1話が1万字以上という連載はなかなかないのでは、と見受けます。2千字から3千字がおおむねで、多くて5千字ではないかと思います。
NRの書式で書くと、2千字の場合は見開きで完結。5千字でも見開き2回分プラスはみ出した残り程度で、連載通りを書籍化するとかなり細切れになることが分かりました。これはページの無駄にもなりかねず、そのため数回分の連載をひと塊に編集しなおしました。

その際、感じたのは、連載時、短いながらも更新ごとに起承転結が盛り込まれている物をくつか連結させることで、読ませたい部分、見せ場が散在、大局に立つと焦点がブレる、という事でした。(端的に言えば、ごちゃごちゃし過ぎる)
この辺り情報整理、強弱の付け直しも重要だなと感じています。
(NRの書き方がそうなだけで、一般的には当てはまらないかもですが。おかげで切りどころ満載で、編集作業は助かりました)

うむ。
なんでもやってみないと分からない。
また次回。



★★
参考)
かんたん作れるネット印刷所「シメケンプリント」
           縦書き小説PDFメーカー
文庫本データ生成ツール 威沙

本文入力
・縦読み対応への文字列変換
・1冊として読み上げた場合を想定しての編集作業